必勝法(攻略法)について考える
他のギャンブルと同じように、ナンバーズにおいても必勝法や攻略法と呼ばれる方法が至るところで取り上げられていますが、果たしてそのような方法はあるのでしょうか?
ここでは、それら必勝法や攻略法といったものが存在し得るのか考えてみます。
言葉の意味
必勝や攻略という言葉には本来どのような意味があるのか?
ちなみに辞書では以下のようになっています。
【必勝】必ず勝つこと。
【攻略】攻め落とすこと。攻めて、奪いとること。相手を打ち負かすこと。
そして、これをナンバーズの必勝法や攻略法に当てはめてみると、ナンバーズで必ず勝つ方法、ナンバーズを打ち負かす方法といった感じの意味になります。
つまり、ナンバーズで必勝法や攻略法といったら、勝つことを保障する方法でなければならないわけですね。
目的の違い
ゲームや遊びの世界では、相手より多くの点をとる、あるいは敵や相手を倒すといった物理的な勝利が「勝ち」となります。
もちろん、そこに金銭的な損得はありません。
しかし、賭け事においては、金銭的な得がないと「勝ち」にはなりません。
つまり、配当額が投資額を超えなければ負けとなってしまうわけです。
もちろん、ナンバーズも賭け事ですから、儲けが出なければ勝ちとはいえません。
必勝と終焉
必勝法や攻略法があれば、必ず勝てることになります。
しかし、賭け事において勝ちが保障されるということは、その賭け事の不成立を意味します。
何故なら、胴元に不利益が生じるからです。
もちろん、そのような事態になれば、販売が継続されることは困難となります。
逆に言えば、胴元に不利なもの、つまり必勝法や攻略法が存在しないからこそ、我々が現在も購入出来るということです。
ナンバーズで必ず当たる方法
ナンバーズで必ず勝つ方法はないという結論に至ったわけですが、実は必ず当てられる方法ならあります。
それは、全ての組み合わせを買うという方法です。
もちろん、100%損をします。
尚、海外のサッカーくじ(totocalcio)には、組み合わせの中から等級の重複を省略して申し込むという、攻略法に近い申し込み方法が昔からあり、日本でもロト6開始後あたりから予想で利用されていますが、ナンバーズでは、申し込み番号と結果の完全一致のみが当せん対象となるため、この方法論を応用することが出来ません。
再確認をする
必勝法や攻略法が存在出来ないことは、先述からも明らかなのですが、頭では理解していても、必勝法や攻略法という言葉に反応してしまうという方も多いとは思うので、そのような場合は、以下のような簡単な目安で実態調査をしてみると冷静に判断できるかもしれません。
【ミニ予想の場合】
"全予想数/100×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
【ストレート予想の場合】
N3:"全予想数/1,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
N4:"全予想数/10,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
【ボックス予想の場合】
N3シングル:"全予想数×6/1,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
N3ダブル:"全予想数×3/1,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
N4シングル:"全予想数×24/10,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
N4ダブル:"全予想数×12/10,000×抽せん回数"と実際の的中数を比較する。
要は当せん対象となる全ての組み合わせの数を計算し、それらが全組み合わせに占める割合を出せば、本来の当せん率が分かるので、その値と実際の値を比較すれば、実情が把握出来るというわけです。(ダブルダブルやトリプル等も要領は同じ)
ただし、短期の結果では波があるので、出来るだけ長期(1年等)の結果と比較した方が良いと思います。
特に雑誌や出版物では、的中回のみをピックアップするケースが多いので、きちんと長期の結果で検証してみた方が良いです。
また、どの予想方法においても、長期での比較では、理論値±数回程度(誤差レベル)に落ち着くはずなので、対象期間全てで購入していたら収支がマイナスになる可能性が高いですし、買い始めるタイミングが悪ければ、マイナス幅が大きくなると思います。
賭け事においては、出来れば勝ちたいと誰もが思うはずです。
そして、ひょっとしたら、どこかに必勝法が存在するのではないかと期待することでしょう。
しかし、冷静になって考えれば、それらが実在しないということは理解出来るはずです。
もちろん、賭け事ではなく、単なる娯楽として考えるのであれば、どうでも良いことなのですが、必勝法や攻略法といった言葉に右往左往しているのだとしたら、大きな損失を出さないうちに考え直した方が無難です。
また、どうしてもナンバーズで勝ちたいというのであれば、予想手段ではなく、賭け方を研究するべきです。
