風車盤の移動

ナンバーズの抽せんでは、風車盤が回転し、そこに矢が放たれることで数字が決定します。また、各桁の風車盤が独立しているため、前後回の各桁の数字変化を各桁の場所の移動と考えることも出来ます。

ここでは、風車盤での移動について説明します。尚、風車盤上で移動した個数を移動値と呼ぶことにします。

移動値と組み合わせ

風車盤には10個の数字が書かれているため、移動する個数も最大で10個となります。ただし、移動値が10個の時は、前回と同じ数字、つまり移動しなかったとも解釈できるため、ここでは0個として扱います。

また、すべての桁の移動値が10個(0~9)であるため、これらの組み合わせは、数字の場合と同じく、ナンバーズ3で1,000通り、ナンバーズ4で10,000通りになります。

あくまで風車盤上での移動数ですので、数字の並び方が数字の昇順、降順ではない桁では、前後回の数字の差になりません。尚、風車盤の回転が時計回りのため、移動値の数え方は、左まわりに「1、2・・・9」としています。※風車盤の場所と数字

ナンバーズ3の移動値

前回の抽せん番号が931、今回の抽せん番号が725の場合

百位 9 ⇒ 7(2個移動)
十位 3 ⇒ 2(3個移動)
一位 1 ⇒ 5(4個移動)

移動値の組み合わせ:234

もちろん、この移動値の組み合わせが事前に予測できれば、ストレート番号がダイレクトに予想できるわけですが、数字の場合と同じく、組み合わせの数が多いので、単純に集計しても、優劣がはっきりせず、予測が困難といえます。

ミニでの移動値

移動値での組み合わせ数が多いナンバーズ3と4においては、予想への応用が難しいのですが、組み合わせの数が少ないミニであれば、ある程度予想に利用できます。

例えば、各移動値の組み合わせの当せん回数を調べ、理論値の回数に満たないものを選んで予想に使うという手があります。

過去300回の集計から第3636回のミニ番号を予想。

1.過去300回の当せん回数が0回(理論値は3回)の移動値の組み合わせを抽出。

[該当組み合わせ] 21 39 49 51 55 69 96

2.3635回のミニ「44」と抽出した移動値で番号を作成。

44 ⇒ 移動値21 ⇒ 05

44 ⇒ 移動値39 ⇒ 33

44 ⇒ 移動値49 ⇒ 63

44 ⇒ 移動値51 ⇒ 95

44 ⇒ 移動値55 ⇒ 99

44 ⇒ 移動値69 ⇒ 23

44 ⇒ 移動値96 ⇒ 10

[3636回のミニ予想候補] 05 33 63 95 99 23 10

ナンバーズの予想においては、当せん回数を調べることが一般的ですが、データが増えると収束に近づきますし、当せん数の優劣は徐々に変化していくので、上記のような決めた期間での理論値との比較が検討材料に適していると思います。

因みに下表は、ミニの移動値の組み合わせについて1000回単位(最後の表は660回)で集計し、回数の多いものだけをピックアップしたものですが、期間を区切ると、その時々の勢いが見えてきます。

1~1,000回までの上位移動値
順位ミニ移動値
1位16
2位07
2位63
4位52
4位69
4位82
7位49
7位91
9位02
9位11
9位15
9位35
9位76
9位98
1,001~2,000回までの上位移動値
順位ミニ移動値
1位82
2位48
3位24
4位39
5位27
5位10
5位40
5位52
9位21
9位02
9位17
9位29
9位42
9位58
9位64
9位67
2,001~3,000回までの上位移動値
順位ミニ移動値
1位83
2位77
2位87
2位15
2位74
2位02
7位66
8位06
8位51
8位99
8位89
8位36
8位23
3,001~3,660回までの上位移動値
順位ミニ移動値
1位28
2位88
2位20
4位04
4位31
6位06
6位57
6位14
6位66
6位15
6位90
6位59
6位45
6位17
6位01
6位81
6位08
6位22
6位84
6位00
6位27
6位19
6位52
6位36
6位92

ミニの移動値に関する過去全体の集計では、十位の移動値で1と8が比較的多く出ているので、10~19、80~89の20通りで予想し、そこから絞り込むという手もあります。

もちろん、波がありますから、数回、あるいは10回以上続けて外れることもあります。

ここではミニを前提としましたが、別途百位の数字を予想して組み合わせれば、ナンバーズのストレート予想にも応用できると思います。

矢の発射方法の違いと抽せん結果について

2017年4月3日の抽せん会(第4632回)から風車盤での矢の発射方法が変更されました。それまでは左にある風車盤から順に1台ずつ行っていましたが、変更後は、すべての矢が一度に発射されます。

ここからは、変更後に風車盤上での移動に変化があったのか検証しようと思います。

下表は、ナンバーズ3の百位、十位、一位において、各桁の移動値を100回ごとに集計したものです。起点は集計対象となる最初の回号、終点は集計対象の最後の回号、数値は起点と終点の範囲で集計したものです。

百位 [単位:回]
起点終点0123456789
43324431141561097961410
4432453191412715911788
45324631896131471511710
4632473181241171510101211
473248311371495111011911
483249317971010128101413
十位 [単位:回]
起点終点0123456789
43324431121368781081810
44324531119101791075913
4532463113713126910101010
463247311415646131113117
473248311010813131111798
483249311087128101261017
一位 [単位:回]
起点終点0123456789
433244311314767101171114
443245311491110101016479
453246311014148116111196
463247311081091191110913
4732483171312117121031510
483249311287121316371111

この集計を見る限り、大きな変化はありません。10回(本来出る回数)より少ないところもありますが、これは短期的な集計で発生する波のようなもので、どのような集計においても、多かれ少なかれあります。

また、過去全体についても集計してみましたが、似たような状況でしたので、今回の変更で移動値が変化したということはないようです。

移動値とは別に抽せんされた数字についても同様の集計をしてみましたが、こちらに関しても偏りや影響は出ていないようでした。

もっとも、大きな影響が出ていたら、それはそれで問題ですし、極端に偏るようなことがあれば、以前の方法に戻すはずなので、変化がなくて当たり前だと思います。